「WiMAX2」とは? またWiMAXとの違いを調べる
今現在私はインターネットには固定回線を利用していますが、タブレットやiPadを持ち歩く機会が増えてきて、趣味でも仕事でも、ルーターさえ持ち運べばどこでもインターネットができる環境を作っていきたいなと思い始めているこの頃です。
さらに進化したWiMAX
色々選択肢がある中で、私が興味を惹かれたのは「WiMAX2」。
「WiMAX2」は2013年11月から始まったサービスで、無線通信技術の新規格「WiMAX」の上位互換といわれているものですね。
「WiMAX」で下り40Mbpsと言われていたものが、「WiMAX2」では下り最大で110Mbps。
表にするとこんな感じになります。
WiMAX | WiMAX2 | |
下り速度 | 40Mbps | 110Mbps |
上り速度 | 15.7Mbps | 10Mbps |
表の値はあくまで理論上の最大値です。
「下り」とはインターネットでパソコン側がデータを受け取る時のスピードのことで、
「上り」は逆にパソコン側からインターネット上にデータを送るときのスピードです。
単位のMbpsは1秒間に転送できる速度の値で、たとえばWiMAX2の「110Mbps」はメガバイトに直すとおよそ、「1秒間に12.5メガバイト」のデータをダウンロードできることになります。
ですので、この値が高いとインターネットで動画などを観るときの快適さが高まります。
また「WiMAX2」は出たての頃は使えるエリアがまだ狭い。という問題がありましたが、今は使用可能エリアも拡大され、さらに「WiMAX2」の場合、状況にあわせて3つのモードが用意されています。
スピードの早い「WiMAX2」回線
スピードは劣りますが、エリアの広い「WiMAX」回線
そして地方でも使用可能エリアが多い「LTE」回線
が利用可能となっています。
「WiMAX」と月額料金がほぼ変わらず、各種プロバイダが「WiMAX」で行っていた高額のキャッシュバックキャンペーンを「WiMAX2」でもはじまり、
対応エリアの拡大速度を考えたらもう「WiMAX2」一本で良いかなと思いました。
また、auのスマートフォンを利用している人限定ではありますが、WiMAX2を利用するときに、一緒に「auスマートバリューmine」に申し込めば、
毎月934円スマートフォンの料金を引いてくれるサービスがあります。
微々たるものと思うかもしれませんが、年間に換算すると11,208円の割引額になります。これはけっこう大きいです。
実質WiMAX2が毎月934円値引きされているようなものなので、auのスマートフォンを利用していて、WiMAX2回線をはじめようとしている方は検討の余地有りですね。