WiMAX2の素朴な疑問 「クレードルって何?」
WiMAX2の記事を書き続けることで、私も日々勉強させてもらっています。
はじめは「無線でインターネットができるもの?」くらいしかなかったですが、大分知識も増えてきました。
その内、当たり前のようにぽんぽん言葉を使ってきましたが、ここは初心に帰り、最初の頃WiMAX関連記事を書いていてふと湧いた疑問や、ほっとらかしにしてた情報を掬い取っていくつか書いて見ようと思います。
これまで固定回線でしかインターネットを利用していなくて、これから高速無線通信WiMAX2に触れてみようかな?と思っている人の糧になれば幸いです。
クレードルとは
今回は「クレードル」のお話。
ここで紹介しているプロバイダでも、WiMAX2対応のモバイルルーターを選択する際「クレードル」をセットで付けてくれるところも少なくありません。
では「クレードル」とは一体何か?
選んだルーターやプロバイダによってはクレードルが有料だったり取り扱ってなかったりしていますが、そもそもクレードルは必要なものなのか、はじめて取り扱う場合は気になるところですよね。
WiMAX2のクレードルは、ただルーターを立てて置けるだけの台ではありません。
まず充電器としての使い方が出来ます。
昔の携帯電話で使用していた充電器(卓上ホルダ)のような感じですね。
次に
クレードルにはLANケーブルを差し込む穴があり、無線に対応していない古いタイプのパソコンでも、LANケーブルを繋げることでWiMAX2からネットができるようになります。
ちなみにこういったデータ転送機能を持たず、充電機能のみのものを卓上ホルダといいます。
ほか
クレードルにさしたルーターを無線LANアクセスポイントにすることができます。
すでに固定回線を利用している場合、モバイルルーターをセットしたクレードルと、モデムをLANケーブルで繋げることで、ルーターがモデムの電波を送信する役目を担ってくれます。
WiMAX2の電波が来てない場所だけど固定回線はある。という状況で効果を発揮します。
おまけとして、これは劇的とは言い辛いですが軽い豆知識で、単純にWiMAX2のルーターは立てていた方が受信がしやすい…かもしれない。というのがありますね。
これはWiMAX2の電波が遮蔽物に弱いため、なるべくルーターを立てた方が電波を受けやすい。という話です。
結論を言うと、クレードルはあった方がお徳な機会が多そう。です。